森づくりレベルアップ研修ロープワーク編(1日目)報告

  • 日 時:2021年2月28日(日)9:30~16:00
  • 場 所フォーラム南太田第3研修室(横浜市南区南太田1-7-20)
  • 受講者:7名
  • 講 師:島村雅英、高澤愛
  • 主 催:モリダス moridas
  • 共 催:NPO法人よこはま里山研究所(NORA)
  • 令和2年度「緑と水の森林ファンド」助成事業

この研修の目的は、手道具とロープを用いて安全に木を倒すためのスキルとして「伐木作業に最低必要なロープワークの基本」を3日間で習得することです。具体的な目標は、指導者の指示のもとで、ロープを使った牽引システムをチームワーク良くつくることができることです。

今回は、レベルアップ研修step1「伐採・草刈り作業の基本~ノコ・ナタ・カマの扱い方」を修了された7名が参加されました。
室内での座学と実習により、伐木作業に用いる牽引システムをイメージしながらロープワークの基本を学びました。すでに一度は研修を受けたことがある方ばかりでしたので、ほぼ予定通りにプログラムを進めることができました。

次回は森の中での実習となります。室内でできたことが、野外でもスムーズに的確に進めることができるのでしょうか。1週間後が楽しみです。


9:30 オリエンテーション
最終目標(実技試験)の確認、研修スケジュールの説明

9:45 座学1:ロープの結び方
結びのタイプ(ノット・ヒッチ・ベント)
結びの基本(タイ、ドレス、セット)

10:00 実習1:ロープの結び方
ロープの巻き方(格納)
結び方|ボーラインノット(もやい結び)、ランニングボーラインノット(罠もやい結び)、スリップノット(引き解け結び)、クローブヒッチ(巻結び)、ティンバーヒッチ(丸太結び)、ブレイクスヒッチ、万力結び、スローイングノット

12:30 休憩

13:10 座学2:ロープワーク
なぜロープを使うのか
ロープの基礎知識|ロープの種類・強度、使用時の注意・禁止事項
ロープワークで使う道具|プーリー、カラビナ、スリングベルトなど
牽引システム

15:00 グループワーク
チームワークで牽引システムの手順と役割分担を考える

※研修に用いた道具は実際に林内で使用するものであり、室内で使用するには長すぎるために、現場の牽引システムとはとは少し異なっている部分があります。

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