- 日 時:2021年3月7日(日)9:30~15:30
- 場 所:川井緑地(横浜市旭区下川井町)
- 受講者:7名
- 講 師:島村雅英、高澤愛
- 主 催:モリダス moridas
- 共 催:NPO法人よこはま里山研究所(NORA)
- 助 成:令和2年度「緑と水の森林ファンド」助成事業
2日目の研修では、1週間前の1日目に学んだロープの結び方を確認した上で、すぐに審査を実施し、全員合格しました。その後、スリングベルトをまとめる結び方としてチェーンノットを学びました。
今回の研修で学ぶ結び方を全て習得できたので、1日目に作ったチームごとに、牽引システムをつくる実習をおこないました。作業チームは、リーダーの指示のもと3人1組で動きます。全員が、リーダー、補助者A、補助者Bの役割を交代で担当しました。その際、チーム内のコミュニケーションで、リーダーの指示を、補助者は復唱することを徹底しました。実際に樹木を伐倒する際は、最も怪我するリスクの高い伐倒者が指示します。伐倒者の指示を無視して、あるいは指示を勘違いして補助者が作業することは、事故のもとになりますから、この時点でコミュニケーションの必要性を身体に覚えさせます。
昼食を挟んで午後も、チームでの牽引システムづくりを繰り返しました。だれがどの役割となっても、スムーズにチームで作業できるようになりました。
来週の研修3日目には、実技の審査をおこないますが、この日のスキルを十分に発揮できれば、問題なく全員合格できると思います。
9:30 ロープの結び方の復習・審査
結び方|ボーラインノット(もやい結び)、ランニングボーラインノット(罠もやい結び)、スリップノット(引き解け結び)、クローブヒッチ(巻結び)、ティンバーヒッチ(丸太結び)、ブレイクスヒッチ、万力結び、スローイングノット
チェーンノットの結び方
11:00 牽引システムづくり1
実際の立木を使って、牽引システム(伐倒対象木、折り返しアンカー、ボトムアンカー)をチームワークでつくる
12:45 昼食休憩
13:30 牽引システムづくり2
15:30 終了