里山・森林を管理するボランティア活動では、鋭利な刃物やチェーンソー・刈り払い機などが用いられます。大木を伐採・運搬したり、高所で作業したりする場合もあります。
危険を伴う活動では、安全に道具を扱う方法や作業の仕方を習得している必要があります。プロの場合、労働災害・事故を防ぐために教育する義務がありますが、ボランティアはそうした制度によってカバーされていません。また、ボランティア活動の場合、少々危険な行為でも自発性と善意を尊重して注意できず、安全を最優先に活動を進めにくいグループもあると聞きます。
本フォーラムは、こうした課題認識をもとに、まずは里山保全・森林づくり活動をおこなっている団体から、安全管理の現状についてリアルな声を聞き、現場で直面している課題や困りごとを共有します。そのうえで、各団体で工夫していることや効果を上げている方法などを学び合い、ボランティアの安全管理をどうすればよいのか話し合います。
里山・森林ボランティアの方々、ボランティアの支援・管理をされている担当者の方々など、このテーマに興味関心をお持ちであれば、どなたでも歓迎します。
なお、本フォーラムは、会場参加のほか、オンラインでも参加できるハイブリッド形式で開催します。参加お申込みをいただいた場合、リアルタイムで参加できなくても、終了後10日間は録画アーカイブを視聴できます。
ぜひこの機会に、どなたでも、どこからでも、ご参加ください。
日 時
2023年6月16日(金)14:00~16:30 ※開場13:30
開催方式
現地会場とオンライン(Zoom)のハイブリッド
※参加お申込みされた方は、終了後10日間以内、録画アーカイブをご視聴いただけます。
現地会場
地球環境パートナーシッププラザ(GEOC)セミナースペース
(渋谷区神宮前5-53-70国連大学ビル1F、03-3407-8107)
※表参道駅徒歩5分、渋谷駅徒歩10分
出演者・団体
*事例紹介
(公財)トトロのふるさと基金[埼玉県]
(公財)神奈川県公園協会|座間谷戸山公園[神奈川県]
多摩グリーンボランティア森木会 [東京都]
*コメント・ファシリテート
志賀壮史さん(NPO法人グリーンシティ福岡)
タイムテーブル(予定)
14:00-14:20 趣旨説明・解題
14:20-15:15 話題提供+コメント
15:15-15:25 休憩
15:25-16:25 ディスカッション
・服装装備、動力機械の使用、伐木の考え方など
・安全優先の作業を楽しくおこなうには
・団体として安全管理を習慣化するには
(リスクアセスメント、安全管理マニュアル、事故事例研究ほか)
16:25-16:30 まとめ
参加費
無料(会場・オンライン参加、アーカイブ視聴とも)
※この機会に、ご寄付いただければ幸いです。
定 員
現地会場20名、オンライン50名(先着順、要申込み)
※オンラン参加のお申込みをいただいた方には、開催日前日までにZoomリンクをお知らせします。
お申込み
本フォーラムの紹介ページ(Peatixのページに飛びます)から、必要事項を記入して送信してください。
https://moridas-forum2023.peatix.com/
運営体制
共催:モリダスmoridas、NPO法人よこはま里山研究所(NORA)
※本フォーラムは令和4年度「緑と水の森林ファンド」 公募事業に採択されています。