「森づくりレベルアップ研修step1~手道具の扱い方」全員合格

<令和4年度「緑と水の森林ファンド」助成事業>

日 時:2022年9月10日(土)・11日(土)9:30~15:30
場 所:川井緑地(横浜市旭区)
参加者:7名
講 師:志賀壮史さん(NPO法人グリーンシティ福岡)
内 容:
1日目(9/10)
・オリエンテーション、自己紹介、準備運動
・森を歩いてリスクを確認
・服装、装備の確認
・鎌の使い方、草刈り
・鋸の使い方、丸太の玉切り(圧縮と引張に注意して)
・ナタの使い方、杭づくり
2日目(9/11)
・クローブヒッチ(巻き結び)、3人1組で掛け矢を使って杭を打ち込む
・杭の水平切り
・筆記審査
・3人1組での実技審査

主 催:モリダス moridas
共 催:NPO法人よこはま里山研究所


今回の参加者は、里山保全・森林づくり活動の経験者でしたので、手道具の扱い方だけを学ぶ機会とするのではなく、実際に林内で作業することを想定し、安全管理とコミュニケーションの観点も取り入れて研修を実施しました。
ふだん道具を使う機会があっても、あらためて水平や垂直を意識して木を伐ってみると、自分のクセに気づきます。また、今回は3人1組でのグループ作業が多かったのですが、自分では気づかなくても、人から指摘されて気づくこともあります。
頭の中で理解していることを、林内で道具を使って表現することは案外難しいものです。しかし、安全上絶対に外せない点や意識すべき点をきちんと理解すると、実習を繰り返すうちにうまくなっていきます。
今回の2日間の研修では、そのようにして受講された皆さんのスキルが上達していく様子がよくわかりました。

審査は、筆記・実技とも全員合格でした。
合格された方は、レベルアップ研修step2~ロープワークと牽引システムに進むことができます。

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